ホステルの思い出@ゴールウェイ

あっという間に過ぎ去ったホステルライフ。
1月26日(月)から2月2日(月)までの一週間は本当に充実していました。
具体的には、食と飲み。
食に関しては、以前から作ってみたかった日本食やオーブンを使った料理を作りました。
思い返すと、日本食は巻き寿司とかっぱ巻き
オーブンを使った料理はローストポークとローストビーフ
どちらも1kgの肉塊を買って来てオーブンで焼き上げました。
ちなみに豚くんは6.99ユーロ、牛くんは割引が聞いて5ユーロでした(割引前12ユーロ)。日本と比べて肉類は割安です。
オーブンを使った料理は必要な労力に対して、その仕上がりはなかなかの物です。大人数で楽しめる料理が、わずかな労力で作れる事を知ったのは価値ある経験でした。
もちろん巻き寿司もしかりです。
また飲みに関しても、料理を提供する過程で仲良くなった人たちと酒を酌み交わす事が出来ました。
その中に特に印象に残った2人の学生さんが居ました。アルゼンチンからきたA君とスイスから来たD君。
二人について簡単に説明すると、A君は大学でプログラムを専攻しており、グリッドコンピューティングを研究しているらしい。コンピューターに詳しい彼とは、話が盛り上がり幾つか日本について尋ねて見ました。彼はすかさず「し〜ま〜う〜た〜よ♪」と歌いだしました。名前を忘れてしまいましたが、アルゼンチンには島唄のカバーを歌っているアーティストが居る様です。少しは身になりそうな事も聞かなくては!と考え、私は彼に英語を学ぶコツを尋ねてみました。彼は曰く良質なスピーチを聞いたことは役に立ったと言っていました。そしておすすめの教材として、ランディ・パウシュの「Really Achieving Your Childhood Dreams」とスティーブ・ジョブスの「Steve Jobs' 2005 Commencement Address」の2本を教えてもらいました。どちらもiTunesなどで無料公開されており、また、探せばトランススクリプトもネット上に公開されています。
上述した2本の動画は、どちらもすばらしいスピーチです。以前、私はステイ先から街までラジオ番組を聞きながら歩いていると日誌に書きました。それはそれで効果があるとおもいます。しかしながら、A君より紹介された2本の動画は、私にとって印象的なスピーチです。内容は聞いて頂くのが一番ですが、ランディ・パウシュさんのスピーチは日本でも書籍化されています。

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自分が特に感銘を受けたものは、より集中して耳を傾けることが出来ます。良い教材に出会えた事はほんとうに幸運な事です。しばらくの間、私はスピーチの練習を続ける事が出来そうです。
そしてD君は、なんと日本人を指導教授に持つ学生さんでした。彼は私が日本人だとわかると「oh-!コンニチハ!」と声をかけてくれました。彼の専門はバイオロジー清水教授のもとで、主に植物の研究をしているそうです。彼に先生の印象について尋ねてみると、とても丁寧で優しい人だと答えてくれました。
彼らと出会えた事は、私にとって本当に幸せな事です。
ありがとう。


しーすー