ホステルの奇跡@ゴールウェイ

新しい家の準備が整うまで、月曜日から一週間ホステルに滞在する事になりました。
場所はゴールウェイの中心地にあり交通至便なKinlay House Youth Hostel。
それはさておき、色々と良い事があったので日誌に記録しようと思います。

・良い事1
なんとびっくり、友達が出来ました。

アイルランドに来て初の友達は、ルームメイトのスペイン人。彼はなんと5ヶ月間もホステルに滞在しているそうです。もちろん5ヶ月間遊んでいた訳ではなく、昨年の8月からずっと職探しを継続していたそうです。私は彼に詳しく話を聞いてみました、彼は以前、スペインで水回りの補修の仕事に就いており、アイルランドでもその経験を生かしたいと言います。しかしながら、英語の壁、さらには世界的な経済危機の現在、アイルランド人ですら仕事が見つからない状況では、外国人にはどうする事も出来ないと彼は言います。しかし、そんな状況を語る彼の表情は明るく、また口調は軽快です。この明るさは彼の魅力の一つだと思います。彼の話す英語は、私から見れば、多少の癖を感じるものの、何不自由無く英語を使いこなしているように思います。しかし仕事となると、要求されるレベルが高くなるようです。

・良い事2
無料で英会話の勉強ができる事になりました。

私が知っている限り、ゴールウェイには英会話スクールが4校あります。内訳は3校が私立、残りは大学付属の英会話スクールです(National University of Ireland Galway)。いずれも有料のスクールであり、先月MeetGalwayProject実施中に親切なアイリッシュから無料の英会話スクールがある事を耳にしましたが、自ら足を運ぶ事はなく、参加する事は半ばあきらめていました。
そして無料のスクールの事など忘れかけていた頃、スペイン人の友達との会話の中に無料のスクールの話題が出てきました。私は、ここぞとばかりに彼に参加させてもらえるように頼んでみました。
そして参加させてもらったのは、私立の英会話スクールとNUIGが主催する英会話スクールの2校です。無料な訳を友達に尋ねてみると、どちらの学校も新米講師の練習用のクラスになっている為だそうです。
さて参加した感想ですが…
最初に私立のスクールでは、まず自分のレベルを自己申告した後にクラスを分けられます。ちなみに私はLow-Intermediate(準中級)を選択しました。
次にNUIGでは、始めに教授と思われる女性の面接があり、私はPre-Intermediate(準中級)のクラスに参加する事になりました。教授曰く、日本人の本プログラム参加は過去を振り返っても私が初だそうです。
そして感想ですが、いずれの講義も正直なところ、授業について行けてません。つまり講師の話す内容が理解できません。講義そのものは決して高度な内容ではないはずです。しかし理解出来ていないので、回りの様子をうかがいながらテキストを眺めてしまいます。
回りの生徒たちは講師の話す内容を理解しているか不明ですが、とにかくしゃべり続けています。なぜこのレベルに居るのか不思議な程です。これが英会話クラスの標準なんでしょうか?そして当然の事ですが、講師は我々生徒に質問をして意見を述べさせます。しかしながら、何を言っているのか理解できないので、答えられません。こんな状況ですが、いつかは理解できるようになるのでしょうか?

これからしばらくの間、週に三日間このクラスに参加する事になります。
やっと、楽しくなってきました。

友人と@NUIG図書館付近