Meet Galway Project11日目@ゴールウェイ

今日も元気に質問です。
MeetGalwayProjectも11日目に突入しました。
さて、本日は声をかけさせて頂いたすべての方からサインを頂く事が出来ました。それ自体大変喜ばしい事ですが、声をかけさせて頂いた方の中に、子犬(柴犬に良く似た雑種)を連れた若い女性がおりました。
彼女に連れていた子犬の名前を聞くと、彼女は「この子には家がないの」と答えていました。私は英語がうまく伝わらなかったんだと思い、再度子犬の名前を尋ねます。すると彼女は「この子には名前がないの」との返答が帰ってきます。
もしこの出会いがグリム童話の様であったなら、最後の返答として「この子はとってもお腹が減ってるの」と返答するでしょう。そして猛獣と化したケルベロス(子犬)にのど元をかじりつかれ、悶絶しながら息絶えていたでしょう。
ちなみに、私が話を聞いている間、ケルベロス(子犬)はずっと私のあごの辺りを舐め回していました。モコモコと愛くるしい姿をしつつも、さすがは獣です。一瞬も気を緩める事ができません。
閑話休題
彼女は自分が動物保護団体の一員である事を、わかりやすく私に説明してくれました。子犬(ケルベロス)はそんな事は露程も感じさせない程に、元気よくしっぽを振っていました。
別れ際に彼女は「この子(子犬)は可愛いから、すぐに新しい家族が見つかると思うの」と言っていました。私はただ笑って彼女を見送りました。
一人静かに、ただ、雪の日を唄いながら。

今日の成果
淑女3
残り67人

Galway Society for the Preventation of Cruelty to Animals