Meet Galway Project2日目@ゴールウェイ

初日を過ぎ、精神的にも楽になって来た二日目。
本日は天候にも恵まれ、なんとなく良い日になるのでは期待していました。
質問は昨日と変わらず「ゴールウェイの良いとこ悪いとこ」。
一人目は湖のほとりでお散歩していたおばさん。
話しかけた瞬間から、はじけるような笑顔をくれました。
質問に対する答えは、マシンガントークで帰ってきます。
辛うじて耳に届いた単語の中に、聞き捨てならないものが混じっていました。
それはmurderという単語。
治安の良いアイルランドでも、事件は起こります。
昨年、私のステイ先から300mほど歩いたところにある鉄道の線路沿いの街道で留学生が殺されたと教えてくれました。
薮をついたら蛇が出て来たという心境です。
これは他人事ではありません。
しかし、笑顔を絶やすことのないおばちゃんは、私を不安のズンドコに落とし込んだまま爽やかに去っていきました。
犯人は捕まったのでしょうか?
まぁ気にしても仕方が無いので、それはさておき、目的地であるGalway city museum前の広場に移動しました。
そこでは、にこやかおばちゃんとの出会いが待っていました。
おばちゃんは、旦那さんの仕事の都合でゴールウェイに来ているらしく、あまり詳しくはないと前置きをした上で、私の質問に答えてくれました。
彼女が話していたのは渋滞のひどさ。詳しく語ってくれましたが、熱意だけは伝わりました。相当不満があるようです。
同じ場所で、犬を連れたおじちゃんに出会いました。
おじちゃんの連れていた犬の名はブルース。素敵な名前です。犬種は分かりませんが、ブラウンカラーの短毛でマッチョな感じの体格にブルドックに似た顔を持った犬です。飼い主が質問を受けている間、ずっと私の腕に前足を載せてスタンディングポジションをとっていました。
おじちゃんは話し好きで、質問以外にも海のお話やゴールウェイにあるよいお店のことを教えてくれましたが、やっぱり話のディテールまでは理解できませんでした。それでも話し続けてくれるおじちゃんに感謝の気持ちで一杯になります。
おじちゃんと別れると、おじいちゃんの姿が見えました。
話しかけてみると、笑顔が帰ってきました。
おじいちゃんはダブリンから何らかの用事でゴールウェイに来ており、先ほどの淑女と同じく、よくわからないと前置した上で、ゴールウェイについて意見をくれました。
今日サインをもらえたのは4名。話しかけたのは6名。まずまずの成果です。
断られるにしても、無視や手のひらを向けられると言った事も無く。ましてやFワードを使われた事も今のところありません。
日本に居た頃を思い出すと、町中で話しかけられれば無視、または手のひらを相手に向けるといった行為を平気で行っていました。
自分が話しかける立場になった今、申し訳無い事をしたなと後悔しています。せめて「ごめんなさい」くらいの言葉をかけてあげる事が重要だと、今は思います。


今日の成果
お散歩おばさん
にこやかおばさん
犬を連れたおじさん
ダブリン在住のおじいちゃん
残り95人


※インターネットの通信速度が26日の夜から、近年まれに見る遅さになりました。状況が改善するまで、写真のアップロードは控えようと思います。
無線ルータをリセットしたら改善しました(27日)