祭りのあと@ゴールウェイ

新しい家に来て、すでに2週間が過ぎようとしています。
今日は私の家について記録しようと思います。

現在お世話になっている家は、父、母、息子、娘、ロッキー(犬)5人家族。

とても寒い2月2日の午後、私はホステルから3キロ程離れた新居に向かいました。
出迎えてくれた家族と挨拶を交わした後、私は部屋に荷物を置きダイニングへと向かいます。
ダイニングにはマザーがゲストブックを持って私を見つめていました。この家のルールでは、新しいゲストはゲストブックへの記述が必須なようです。
はじめての事だったので面をくらいながらも、受け取ったゲストブックをパラパラめくってみました。するとそこには数えきれない程の書き込みがあります。
どうやら2004年から現在に至るまで、数百人にわたる様々な国々の学生を受け入れて来たようです。
多くはスペインやイタリアの学生さんたちですが、日本人の名前も数多くありました。
つい最近の記述をみると、そこには私の同僚の名前もありました。
さて、私は自分の名前と住所をゲストブックに書き込もうとペンを取りました。しかし、寒さで手がかじかみ、うまく文字を書く事が出来ません。
そんな様子を見たマザーが、私の手を取り、自分の体温で私の手を温めてくれました。
ほんとうに暖かな手でした。

些細な出来事で私の心に明かりが灯ります、暖かな日々の訪れです。


祭りのあと