最後の日@ゴールウェイ

先週イエローカードをカウンセラーから頂きました。
ここ最近まで、ずっと気がかりな出来事でした。
しかし、時の経過とともに、あれほど動揺した出来事も過去の出来事であったかのように思えて来ます。
自らの過ちを顧みないままに、その出来事すら忘却してしまいそうになる自分にあきれるばかりです。しかしながら、思い詰めただけで何もしないのでは意味がありません。
そして2008年も終わりに近づいた今日12月30日。
夕食を一緒に食べていた、ホストマザーとの何気ない雑談の中で、私が貰ったイエローカードの話が出てきました。
もちろん、私は彼女にイエローカードをもらった事を話していません。
彼女は、私の日々の様子や生活態度などを、定期的にカウンセラーに連絡している事がわかりました。
考えてみれば当然の事です。
食卓にいつもより3割増で重い空気が流れたあと、先に口を開いたのは彼女でした。
彼女は私にこんな話をしてくれました。
「これまで受け入れて来た5人の学生のうち、3人は無事にアドベンチャースクールを卒業して行ったの」
私は無事では済まなかった2人の学生について話を聞きました。
「1人はボーイフレンドとの間に起きた問題、もう1人は生活になじめなかったの」
私は生活になじめなかったとはどういう事なのかを聞きました。
「彼は日本が恋しかったんだと思う」
私は彼自らの意思で、日本に帰国する道を選んだのかを問いました。
「いいえ、私とカウンセラーが決めたのよ」
私は戦慄しました。そんな様子を見て彼女も苦い顔をしています。
彼女はそのまま、こう続けました。
「貴方はとても厳しい挑戦をしているの、あなたの会社はあなたに大きな期待をよせていて、あなたはそれに答えなければいけないのよ」
私は、自分がアイルランドに居る理由すら忘却していた事に気がつきました。
続けて
「私はあなたを信じている」
と最後に言ってくれました。
私は、情報の取捨選択が出来ていなかったのでしょう。力の入れどころを間違っていたように思います。
過ちを繰り返さない為に、今日はその記録を日誌に刻みます。
PS
現在ほぼ毎日更新をしている日誌ですが、来年からは週に一度程度の更新ペースに改めようと考えています。