非日常@ゴールウェイ

今日は一日中ずっと雨。
という訳でMeetGalwayProjectはおやすみにしました。
雨の所為にしてみましたが、嘘です。ただ単にやる気が出なかっただけです。
つまりは、さぼりました。
それでもEyreSquareには、立ち読みしたい本があったと言う理由で足を運びました。
そこで見たのは、非日常の光景です。
アイルランドの人々にとっては、日常かもしれませんが、おそらく全て日本人にとって非日常の光景になるはずです。
いつも通り本屋に向かう道を歩いていると、ミリタリールックのお兄さんが自動小銃を構えて立っています。総勢10名ほど。
だからと言って町中が緊迫している訳ではありません。ストリートミュージシャンは思いの丈を歌に込め日銭を稼ぎ、その脇を買い物客が闊歩する、そう普段と何も変わりありません。
私は唖然としつつも、脇を通り過ぎました。そして、何事かを理解しました。
彼らが立っていたのはAIB銀行の正面。おそらく彼らが守っていたのは「現金」でしょう。現金輸送車の前後をガッチリブロックしていました。
それにしても鉄壁すぎます。一体どんな敵を想定しているのでしょう?
彼らに打ち勝つにはダイハードやリーサル・ウェポンに出てくる悪役クラスの敵が必要です。仮にそんな敵が私の目の前に現れたとしたら、成す術ありません。
同期の仲間よりも一足先に、貨物室に載って帰国するだけです。
この光景を見たら、どんなに困っても現金輸送車だけは襲うのを踏みとどまるでしょう。すばらしい抑止力です。


世界で活躍する日本車