Meet Galway Project5日目@ゴールウェイ

最近めっきり寒くなってきました。
朝起きて、窓の外を眺めると車道に止まった車に霜が付いています。季節は冬、仕方の無い事とはいえ、寒さで目が覚めるのは幸せな朝を迎えたとは言えません。
原因は何処にあるのかと、自分の格好を見直すと、上半身はPenneysフリース+ユニクロ肌着。下半身はPenneysボトムを着込んでいます。
また、ベッドの掛け布団が薄い訳でもないのに、寒さだけは遠慮なく私の素肌を直撃します。ちょっとは遠慮してほしいくらいです。
それはさておき、Meet Galway Projectも5日目を迎えました。
本日の一人目は40代くらいのおばちゃん。
彼女とともに私の話を聞いていたのは、短足胴長で茶色の毛皮を着込んだお犬様。お犬様を眺めていたら、無性に毛皮が欲しくなりました。
おばちゃんは優しそうな外見を裏切る事無く、私の質問に対してニコニコしながら返答をくれました。まぁここまではいつも通り。しかし、最後にサインをお願いする段になって、はじめて「なんでサインする必要があるの?」と問われました。
至極真っ当な質問です。ですが間抜けな私は、返答を用意しておらず、苦し紛れに出て来たProofと言う単語だけでなんとか乗り切りました。さっきまで微笑んでいたおばちゃんが、少しずつ疑いの表情に変わる様子は、映画シャイニングに出てくる、ジャック・ニコルソンの様でした。
次回は、この質問に対する返答を用意しておかねばなりません。反省しなければなりません。
二人目はお散歩おじいちゃん。
普段は車を利用しているようで、ゴールウェイの慢性的な渋滞に辟易しているご様子です。
おじいちゃんにお礼を言って分かれると、何やら黒のスーツを着込んだ二人組のお兄さんがこちらに向かってきます。あれよという間に距離は近づき、声をかけられました。晴れ渡った空のような笑顔で。
話を聞いてみると、どうやら彼らはアメリカからやって来た宣教師のようです。キリスト教の布教活動だと思われますが、そもそもアイリッシュの多くはキリスト教徒だと思っていたのに不思議です。別の目的でもあるのでしょうか?
彼らが私に声をかけて来た目的は謎ですが、良い会話の練習になったので、そう悪い気はしません。
EyreSquareに向かい、DUNNES STORESでみかんに大きさも味も良く似た果物(1KGで1.99ユーロ)を買い込み、家路を急ぎました。
しかし帰ってみると誰もいません。お家には私一人。孤独にうちふるえつつ、みかんに良く似た果物を食べていました。おいしかった。
30分ほどで帰って来た家族とお話をすると、彼らはホストマザーのお母さんのお墓参りに言っていたようです。私はその話を聞いて、父方のおじいさんを思い出しました。遠い異国でおじいさんを思い出すとは思いもしませんでしたが、帰国してから挨拶に行こうと思いました。

今日の成果
淑女1
紳士1
残り86人



1855年に建設された教会