嘘つきは停電のはじまり@ゴールウェイ

本日は停電のため日誌をアップロードする事が出来ませんでした。
でもまあ、ネットワークは不通でも日誌を書く事は出来ます。ちなみに今日の日誌はノートパソコンの残存電力(残り74%)で書いています。
それは突然の出来事でした。
私は途切れがちな無線LANの電波状況を改善する為に、同軸ケーブルを加工してアンテナを作っていました。時刻は午後8時30分。完成したアンテナを窓枠付近へ近づけたようとしたその矢先、窓の外を照らす街灯が一気に消灯しました。それよりわずかに遅れて、部屋の明かりが消え、テレビを見て笑っていたヘレンの笑い声も消えました。その瞬間「俺もしかしてまた…」と呟いた後、暗がりの中、手に持っていたアンテナを眺めて「俺は悪くないんだ…」とため息をつきました。
どうしてこう呟いたのかをこれより説明します。
過去を振り返ると、初体験は小学2年生の頃でしょうか、私は、はじめて買ってもらったRX-7のプラモデルをルンルン気分で組み立てていました。その途中、なにやら不穏な空気をキャッチ。振り向くと壁に埋め込まれたアイツが私に呼びかけます「その手に持ったピンセット俺に指して込んでみないか?」と。
どこで魔が差したのか、というか、なぜ差したのか。今では思い出す事もままなりません。ただ一つ言える事は、私も男の子だったと言う事でしょうか?
閑話休題
その当時を振り返って母親曰く、私は問いつめられてもいないに「ぼっ僕じゃないよ!」とわめいていたそうです。嘘つきは停電のはじまり。ピュアでした。
こうして私は「電気は痛い」と身を以て学習したのです。まさに体感型教育の先駆けです。初等教育に取り入れてはいかがでしょうか?
閑話休題
そうしてすくすく成長した私、何度目だったかは忘れましたが、高専4年の頃の停電は過去最大規模でした。なんと言っても研究室のみならず、研究棟ごと停電するとは思いませんでした。平謝りの私。まさか、研究室の配電盤を超え、変電設備を落とすとは…。恐るべし電熱器!。やはり外で拾って来た物は安易にコンセントに接続してはいけないようです。ダメ絶対!
19歳にしてなお、学ぶ事は多く残っていました。
とそんな回想をしていたら、電力が復旧しました。時刻は午後10時55分(残り53%)。
なんとまあ2時間も停電するとは…。恐るべしアイルランド
まぁ、今回は私の所為ではなく一安心です。という事でアップロードしてみます。
よい一日でした。

対岸の火事