太陽さんさん@ゴールウェイ

今日は暖かい一日でした。ゴールウェイの天気は晴れ。外気温は最高で摂氏10℃ほどを記録したそうです。
本日は午前10時30分からJury's Inn Hotel前で、現地コーディネーターのキアランと待ち合わせの予定です。
海外研修で義務づけられているのが、Eメールを利用した毎日の状況報告と直接顔を合わせての近況報告。この2つの義務を一回でも怠るとイエローカードが発行されます。このイエローカードを3枚頂くと、めでたく日本に帰ることができます。もちろん本人の意思は問われません。このイエローカードの他にもレッドカードなるものも存在しており、実際に発行された結果、日本に強制帰国された先輩も数多く存在するとの事でした。
そのため、このイベントを事前通告なしにバックレる事は出来ません。私にとっては、あまり気の進まないイベントの一つでしたが、仕方がありません。とりあえず天気のよさも手伝って、外に出る事にしました。
久々とまでは言わないまでも、ここ2日間ほど部屋でシコシコしていた身にとって、その日差しを例えるならば、イソップ童話の「北風と太陽」の物語にでてくる太陽の様なものです。私のやる気を出させる為には、北風さんがぴゅーぴゅーと厳しいルール押し付けてくるよりも、太陽さんの暖かな日差しを受けて「どっこい正一」と重い腰を上げるのを待った方がより効果的です。
でもまぁ、今回はたまたま太陽さんの勝ちでしたが、大抵は北風さんの勝ちです。胃の粘膜がゴジラの皮膚くらいにささくれ立つほど追い詰められて、やっとこさ腰を上げるのが正しい人間の姿だと私は思います。
ステイ先から歩いて35分。やっとこさキアランとご対面。ですがなかなか言葉が出てきません。あまりに出てこないので、脳みそさんに「十分な量が入ってますか?」と話しかけてしまったほどです。キアランの気の毒そうな顔が頭から離れません。
生命の危機に瀕した際、私は脳みそさんに問いかけている余裕はないと思います。なかなか上達しない英語力。身悶えそうです。ぶるぶる。