研修日誌5日目@Sふぇすた

7:25 起床

* Aトニーがいびきを立てて寝ている。今日はさくらフェスタの日だ。

9:00 製図の基礎

* 会社から出された課題を見直そうと思った。思っただけで終わった。

11:25 Sフェスタへ

* 地域にもっと会社を理解してもらうため、今年から会社の敷地を利用してお祭りが催される事となった。我々新入社員は、てっきり手伝わされる物と警戒していたが、特に手伝わされる事もなかった。内容は会社の業務紹介を中心とした物であったが、それ以外に屋台や子供向け戦隊ショーなどが催された。当日は家族連れが多く、子供たちにとっては会社よりも戦隊ショーの方に興味があるようだ。

12:00 沼津へ

* 本屋はないかと沼津をぶらつく。しかし全く見当たらない。そこで駅前にあるデパートへ本屋はないかと聞きに行く。すると、親切にも近隣の書店を紹介してくれた。昼食は立ち食いそば屋(沼津で初めて出店した店らしい)でうどんを食す。

13:00 書店へ

* 3階建ての書店。なかなか充実しており、椅子もある。久々に幸せを感じた。

17:00 時之栖へ

* 駅から時之栖までのシャトルバスが18時で終了するため、泣く泣く書店を後にする。かなり時間の余裕を持って書店を出たため、夕食(とんこつらーめん)を済ませた後に、駅前の100円ショップに足を運ぶ。

19:00 部屋に帰る

* 部屋は6人部屋であるが、うち4人は実家に帰省している為、Aトニーと二人っきり。そこでAトニーと一緒にトゥームレイダー2を鑑賞する。大味な映画ではあるが結末はなかなかよかった。強い女性は美しい。

21:00 Aトニー

* 一緒にお酒を飲む。といってもAトニーはうわばみなのでこちらは聞き役に回る。ケニア出身のAトニーは長崎の高専に入学し、その後九州の大学で情報学の学士および修士を取得したとの事。日本語は完璧。英語が苦手な筆者に合わせ、日本語で話をしてくれている。別の話になるが、先日食堂でAトニーと食事をとっていたとき、外語大の出身の同期(女性)が英語で会話に加わってきた。筆者は二人の会話が1ミリも理解できない。そんな中Aトニーは、英語がわからない筆者の為に、気を使ってゆっくりと話してくれた。それ以上に同期の英語を訳して筆者に説明してくれていた。なんだか立場が逆のような感じであるが、その気遣いに心から感謝している。筆者が入った会社では「海外で働きたい」と考える物が多く、語学に自信を持った者が多い。そんな中、自分の語学力の無さに打ちのめされたのであった。
* こんな事もあって、なんだか引け目も感じていたが、そんな事感じさせない懐の大きさに感動した。くだらない話から家族の話まで、多くの言葉を交わせた事が、とてもうれしかった。

01:00 就寝

* Aトニーが爆睡しているので、自分も寝る事にした。