夢の重さ

アニメ業界は”夢と希望とひとさじの涙”で出来ています。
あこがれをもって業界へ飛び込むが、現実を知ってひとりまたひとりと人が去っていく。
以前プロデューサーにこんなことを言われました。
”制作進行が勤まらない=適正がない≠能力がない”
本人がやりたい事と、周りがやってほしい事の間には深い溝があります。
自分のやりたいこと=周りからやってほしいこと
年をとるにつれ、自分をごまかす事がうまくなってきて、あたかも人から進められた道が、自分のやりたかった事だと思う様になる。
これはとても幸せなこと、ありがたいことです。
ひとさじの涙の中には、ごまかしきれなかった成分が含まれている。
そう思う事がありました。

ひとさじの涙